モウリーニョは「硬直マインドセット」、グアルディオラは「しなやかマインドセット」。
※批判しているわけではないのでご理解頂ければ幸いです。
「僕はモウリーニョ信者でした。」
突然ですが、サッカーはお好きでしょうか。
年始より社内のメンバーより借りた【「マインドセット『やればできる! 』の研究」】
を読み進めている中での気づきと、
最近起きたサッカー界でのある著名監督の解任劇との関連性について綴らせて頂きます。
本著の中では、
「硬直マインドセット」/「しなやかマインドセット」という二つの言葉が出てきます。
“硬直マインドセット” とは、
一言でいうと、『思考停止・他責マインド』のこと。
“しなやかマインドセット” とは、
一言でいうと、『臨機応変順応・自責マインド』のこと。
★簡単に言うと、こちらにマインドシフトすることで、人生180度違うよ!という本です。
と、僕は頭の中で言語化しました。
本著の中ではより詳しい別の定義、言語化、例題が数多く挙げられています。
僕なりに一番腹落ちしたのが、サッカー界で例を考えた時でした、
この二つの言語化されたマインドセットに確かに当てはまる人物が二人いるなと、
僕は強く感じました。
『二人のジョゼ』
世界トップのサッカー監督は誰?という質問があったとするならば必ず名前の挙がる
『ジョゼ・モウリーニョ』と『ジョゼップ・グアルディオラ』の二人です。
この二人は対照的なサッカースタイルを持ち合わせていることでも有名です。
モウリーニョは、“Parking the Bus”(バスを停める)と時折、揶揄されるような、
『一撃必殺のカウンター』を狙うサッカースタイルを展開します。
少し噛み砕くと、ゴール前に守備ブロックを敷きボールを奪ったら全員でゴールを目指すスタイル。
一方で、グアルディオラはポゼッションスタイルという、
常に自チームがボールを持ち続け相手陣内で波状攻撃を浴びせ続けるというスタイル。
★こっちの方が見てる側は断然おもろいです笑
モウリーニョという漢。
さて本題に戻すと、
本著の中の分類分けにおいて、モウリーニョは、
硬直マインドセットである。
と強く感じます。
最近までマンチェスターユナイテッドという
香川真司選手も所属した、イングランドプレミアリーグ内1の優勝回数を誇るクラブで途中解任の憂き目にあってしまいました。
名だたるビッグクラブの監督を務めてきた
“Special One”こと『ジョゼ・モウリーニョ』の“現状”です。
3年目のジンクス、徹底した守備戦術、選手との内紛、オーナーとの意見相違。
これらは毎クラブで起こしている、モウリーニョのお家芸だなと、
今回の解任を通して、強烈に感じました。
つまり、過去の栄光に囚われすぎて斜に構え、他人の考えを受け入れず
成長を怠った結果。が、この現状なのではないかという事です。
経営者でいうなれば、市場や世の潮流は変わりつつあるのに、
俺はこのやり方で世の中を席捲してきたんだと、豪語し続けるワンマンCEO。
世のトレンドなんざ知らんぜよ!みたいな感じです
当然、サッカーにもトレンドがあり時代の潮流があります。
過去、モウリーニョはこのスタイル(超守備的、短期間優勝請負人みたいな)で
優勝トロフィーの数々を手にしてきました。
ところが、チェルシーの監督を務めていた15-16シーズンより通用しなくなってきたのではないか?
そして、2年半前にマンチェスターの地に舞い戻ってからも今まで通りのスタイルで
ゴール前にバスを停め、オーナーと揉め、選手と揉め、3年目に解任。
という結果になったのは当然ではないでしょうか。
自分の基本となるスタイルがあるのは、素晴らしいことだと思います。
いつでも立ち返る指針のようなものだと思います。
※それこそ、ペップグアルディオラは常に自分のスタイルを進化させ続けるからこそ昨昨年の歴史的な勝ち点100を達成できたのだと思います。
ペップは常に『ポゼッション×〇〇』を軸にトライアンドエラーをし続けている印象があります。
この自身の過去の栄光、スタイルにとらわれ続け、他人からの吸収をあまりせず、
自身への過信の結果のモウリーニョの3年目の解任をまた引き起こしたのではないかと
私は強く感じました。
僕はモウリーニョ信者だった。
モウリーニョと同じく
僕も自分の会社にインターン生時代含め在籍、3年目を迎えます。
モウリーニョの再起を願いつつ、反面教師にしつつ、
とにかくトライアンドエラーをさせて頂き、
成長し続ける1年にしていきたいと思っています。
(唯一円満別れのインテルに来年復帰!?も囁かれてますね)
目指すは“究極のスポンジマン”!
まずは、3投稿坊主にならないようブログを続けます。笑
もし、最後までお読みいただけた方がいらっしゃいましたら
心から感謝申し上げます。
もっと精進いたします。
※今後もサッカーネタと絡めて書いていければと思います。